甕(かめ)というのは、食べ物を煮る時に使う古代のお鍋です。
最初は簡単なマリモの図案でしたが、文化の発達とともに徐々におしゃれになっていきます。
最後のV式になってからは、神殿に飾ったりする時のための食器になったようです。
何故それがわかるのかというと、T式とU式には火に炊いた焦げ跡があるのに、V式にはそれがないからなのです。

マリモの図案の他に、土器にはいろいろなところに波線が見られます。
これはマリモが住む清らかな水をあらわしています。古代マリモ島民はマリモを神様と崇めて、
清らかな水を大切にしていたといわれています。エコロジーなんて、最近は言いますけれど、
古代マリモ島民の方が現代人よりよっぽど自然を大切にしてたんですね

古代マリモ島民は約2000年前になると忽然と姿を消してしまいます。
気象の変化によって住みにくくなったという説や、約2000年前に起きた大地震で大津波に
飲み込まれてしまったという説などいろいろありますが、マリモ神殿の一番奥の壁画にはとっても興味深い絵が彫り込まれています。

古代マリモ文字の解読によって、その壁は「預言の壁」と呼ばれていたらしいことが最近解りました。
「天界の鳳凰」とよばれる大きな鳥船に乗った古代マリモ島民とマリモたち。もしかしたら、
古代マリモ島民は天変地異から逃れるため、新しい天空の世界へ旅立ったのかもしれませんね。

マリモトウで地面の中から何か見つけたら、マリモニール博士に相談してね。
きっと、あなたの大切な宝物になるはずです。




建設者:めきしこ様